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福祉の職場は「人に喜んでもらう仕事」

平成28年4月1日開設45周年を迎え、その間行政始め地域の皆様と関係各位様には、 大変お世話になり 心より感謝申しあげます。 さて、老人福祉も高齢社会が進展する今日ですが、45周年の節目にあたり当 施設の心 に残る運営と体験なり振り返りますと、私は、老人福祉の措置時代に縁あって勤務しました。 数十年前の話ですが、福祉の職場は「人に喜んでもらう仕事」...見返りを求めな いところに魅力を感じ、 仕事に希望と目標が持てた様でした。この頃より国の方針は、施設入所だけではなく、後の在宅福祉の 三本柱の一つ「ショートステイ事業」創設を逸早く当施設も取組み、地域の方より便利な一時預かりとし て大変喜ばれた思いがあります。その後施設福祉から在宅福祉へとシフト強化が進み、これも昔の話です が県内初の「デイサービス事業」開始に至り、県内外より一年間で数千人 単位の視察研修者を受入れた覚 えと、デイ利用者方は元より家族の方からは、その日の 介護負担軽減の観点から、施設としては見に余る 評価を受けたものです。 同時期にヘルパー派遣事業にも取組み在宅三本柱を本格的に行ない地域サービス 充実 に努めた日々でした。 平成6年12月には、県内郡部では初めてのケアハウス(個室22室・二人部屋4 室・定 員30名)を開設。現在迄、常に満室状態で利用者ニーズも高い福祉サービスとなっている状況です。 平成12年4月には介護保険制度へと移行、制度サービスの大転換期にも参画出来まし た事を職員一同貴重 な体験と受け止めています。最近の施設整備としては、地域のより身近な拠点として、18年6月小規模多機 能型居 宅介護事業を開始、近隣の認知症利用者家族の方より頼りにされる存在となっている状 態です。又、 20年4月には、母体特養の改築、国も進める新型ユニット棟(60床)延面 積4258平方メートル・敷地16000平方メートル全室南 向きで、私達も永年の希望であった利用者の生活権の向 上を確保、旧館も共に改修整備し、各種在宅事業並び に施設福祉を総合的に行い、複合型老人介護施設として今日を迎えました。時の流れの中に地域皆様のニー ズを受け止め「真の福祉拠点」として、貢献度を更に 高めたいと役職員一同心より願っています。